外国人労働者を解雇したが、納得しておらず、トラブルになる可能性が高い場合、トラブルを解決するためには、どう対応すればよいのでしょうか?

外国人労働者とのトラブルを解決するためには、様々な解決方法があります。すぐに弁護士等の専門家に相談することをおすすめします。

労使紛争について

労働者が単独で使用者との間でトラブルとなる場合(個別労使紛争)と、労働者が組合に加入して使用者との間でトラブルとなる場合(集団的労使紛争)があります。

個別労使紛争について

①公的機関によらない解決方法としては、当事者(または弁護士等の代理人)同士が交渉を行う方法等があります。

②行政手続による解決方法としては、各都道府県の労働局労働委員会や弁護士会におけるあっせんの制度を利用する手続き等があります。

③司法手続による解決方法としては、調停や労働審判、民事訴訟等があります。

集団的労使紛争について

①公的機関によらない解決方法としては、労働組合と使用者との間における団体交渉等があります。

②行政手続による解決方法としては、労働委員会におけるあっせんの制度等があります。

③司法手続による解決方法としては、調停や民事訴訟等が挙げられます。

解決方法について

外国人労働者とのトラブルを解決するためには、様々な方法があり、それぞれの手続きごとにかかる時間や費用等に違いがあるため、適切な解決方法は事案によって異なります。

外国人労働者とトラブルになりそうな場合には、適切な解決方法を選択するために、すぐに弁護士等の専門家に相談することをおすすめします。